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Culture 2025.7.28

ありがとうカードで広がる感謝の輪②

お客様からの「ありがとう」が、私たちの誇り。
小さな1枚のカードが生む、大きな気づきと学び。
お客様からの「ありがとう」と言われる行動を集め、真似しあう取り組みです。

「いつもおいしいパンをありがとう」「笑顔で対応してくれて気持ちよかった」
そんなお客様のあたたかい言葉を聞くたびに、心がほっと温かくなる。ピーターパンでは、その嬉しい声を「ありがとうカード」として記録し、みんなで共有しています。前回の記事①では、仲間への「ありがとう」を紹介しましたが、今回は、「お客様から頂いたありがとう」の取り組みをご紹介します。

「お客様からのありがとう」とは?

シンプルだからこそ続けられる

カードに書くのはたったの3つ。

  • お客様からいただいた言葉
  • その時の状況
  • 記録者の名前と日付

「お客様に喜んでもらえた」その瞬間を、素直に記録するだけ。
だからこそ、忙しい店舗でも自然に続けることができるんです。

仲間と学び合い、真似したくなる行動へ

カードに記されたエピソードは、店内に掲示したり、朝礼で発表したり、店舗のSNSで紹介されることも。「こんな行動が喜ばれるんだ」「自分もやってみたい」と思える行動が、日々広がっています。新人スタッフにとっても、“おもてなし”のヒントになる宝箱です。

「ありがとう」の瞬間をご紹介

嬉しさを分かち合う瞬間

どんなシーンでどんなお声を頂いたのか、少しご紹介します

  • 「早朝から美味しいパンを作ってくれてありがとう」
    → レジ応援に入った製造スタッフへ/M.Oさん
  • 「安心して買い物ができた、ありがとう」
    → 目の不自由なお客様のお手伝いをした接客スタッフへ/S.Iさん
  • 「このパン、美味しかったよ!また買いに来ますね」
    → 焼きたてのパンを直接お渡しした販売スタッフへ/A.Mさん

お客様の言葉一つひとつが、私たちのモチベーションです。

ホスピタリティベーカリーとして大切にしていること

私たちが目指す「おもてなしの心」=ホスピタリティは、“自分の大切な人を自宅にお招きする時の気持ち”でお客様に接すること。マニュアル通りではなく、「目の前のお客様に、何ができるか」を考えて行動する。ありがとうカードは、そうした行動を見える化し、仲間と共有する仕組みです。自然と、おもてなしの心が育まれていきます。

「ありがとう」を育てる仕組みと表彰制度

ホスピタリティな行動を真似し「ありがとう」を増やす仕組み

店舗ごとに集まった「ありがとう」の行動の中から、特に真似してほしい行動:「ベストありがとう」を各店の担当者が選び、社内で発信。
選ばれたスタッフには、お買い物券とミニ賞状が贈られます。
また、半年毎に全社の表彰式でも称賛します。
ちょっとした表彰でも、「次は自分もがんばろう」と前向きな気持ちにつながっています。

新入社員も活躍中!

M.Kさん(入社1年目)
「入社して3ヶ月。話に聴いていた以上にお客様との距離が近く、ありがとうをいただける機会が多くて嬉しいです。最近は同期と一緒に“ありがとうカードの取りまとめ”も担当。先輩から声をかけてもらって「やらせてください!」と挑戦して、意識が高まりました。1日5枚くらい書くこともあります!」

“ありがとうがあふれる店舗”を、自分の手でつくっている実感があります。

 

お客様との絆が育まれる

内定を出してからが、本当のサポートの始まり。入社までの期間も、しっかりとフォローします。

  • 常連のお客様の好みを覚えている販売スタッフ
  • お客様の「いつものパン」を心を込めて作る製造スタッフ
  • 内定社歓迎バーベキュー大会
  • 季節や体調を気遣うお客様との会話
  • 地域の一員として愛され続ける店舗

これからも拡がる感謝の輪

嬉しさを分かち合う瞬間

ありがとうカードの取組みは、売上や効率性を直接的に向上させるものではありません。でも、1人ひとりのお客様に喜んで頂きたい、というスタッフの想いを、行動しやすくする取組みです。小さなカード一枚から始まった感謝の文化。これからもピーターパンでは、お客様から「ありがとう」と言って頂けるような行動・おもてなしをしていきます。なぜなら、お客様に喜んで頂けることこそが、私たちの誇りであり、原動力だから。

今日も、1人ひとりのお客様、一つ一つのパンに心を込めて、笑顔とありがとうがあふれるお店を目指します。