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People 2025.7.28

「パンをつくる人」から「人と一緒に仕事をつくっていく人」へ

K.M

2010年入社
仕込み、成形、平窯、石窯、商品開発、商品改廃
新商品落とし込みキャップ
経歴
東京製菓学校

ピーターパンに入社してから、挑戦してきたことや成長を感じたことを教えてください。

私にとっての大きな挑戦は、商品開発です。
初めて手がけたのは、「ふわふわリンゴヨーグルト」というパンです。小さいお子様や年配の方も多いお店だったので、ふわふわの柔らかい生地で食べやすい商品があったらいいなと思い開発しました。
自分のアイデアが形になってお店に並び、実際にお子さまたちが嬉しそうに選んでくれる姿を見たとき、「ああ、やってよかったな」と心から思いました。
今では季節のフェア毎に新商品を開発していますが、ただ開発した自分が上手につくれるだけではダメなんですよね。各店舗でも同じように美味しくつくって、お客様に喜んでもらえなければ本当の商品の価値にはなりません。講習会を通して、各店舗の担当者につくり方のポイントや商品のこだわりを伝えながら指導しています。
また、開発した商品は、販売が開始したから売れるというわけではありません。お客様に試食をお配りして味を知ってもらったり、3たての回数を増やす工夫をしたり、販売員さんと協力して商品のこだわりをアピールしたりしながら、お客様に愛される商品に育てていくことが大切だと学びました。

 

店舗異動も多く経験されていますね。どんな経験でしたか

これまでに路面店だけでも5店舗、本部スタッフの時期には全店を回らせてもらいました。平均すると1~2年に1度のペースで異動をしています。
異動は毎回大変ですが、その分、自分の“人間力”を磨く機会にもなっています。
中でも印象に残っているのが、入社6年目のときの4店舗目を経験したときです。自分自身も製造キャップとして多くのことを任されて、正直キャパオーバーになったこともありましたし、仲間とぶつかることもありました。でも、そこで逃げずに自分自身とも仲間とも向き合った経験が、自分にとって大きなターニングポイントになりました。
「パンをつくる人」から「人と一緒に仕事をつくっていく人」へと、少しずつ視点が変わっていったように思います。