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「“ありがとう”が、原動力。」

「毎日の暮らしにちょっと贅沢、ちょっとおしゃれな食文化提供業」を理念に、千葉県内で10店舗を展開する株式会社ピーターパン。
産休・育休を経て職場復帰した販売チーフ Mさんインタビュー(2012年入社)

「ここでなら、自分のやりたいことができる」
―― ピーターパンに入社したきっかけを教えてください
Mさん
昔から食べることが大好きで、“食を通して人を笑顔にする仕事がしたい”と思っていたんです。
そんな時に参加したピーターパンの職場体験で、働いている先輩方の姿に圧倒されました。忙しそうなのにみんな本当に楽しそうで、キラキラしていて。
「ここでなら自分のやりたい“食を通して人を笑顔にする”ことができる!」と感じて、入社を決めました。
―― 入社後はどんな仕事をしていましたか?
Mさん
販売に配属になり、販売責任者(キャップ・チーフ)、店長というキャリアを歩んできました。
販売スタッフとして、接客や品出しはもちろん、季節感を感じていただける売場づくりやディスプレイの工夫、パートナーさんの育成などを担当してきました。
店長としては、ピータ-パンで一番大きな路面店の店長を務めていました。年商3億円、50名を超える店舗です。経営計画立案や、それを実現するための施策の実行、スタッフの採用・教育・面談、シフト作成など、マネジメント業務は幅広くあります。当然自分一人でできることは限られますので、チームの協力が不可欠です。常に仲間への感謝を忘れず、一人ひとりの長所に光りを当てながら共に成長していくチームをつくっていました。店長は、責任感と使命感を感じる仕事です。
やりがいを感じるのは、やっぱり「ありがとう」の言葉です。
接客をしたお客様から直接感謝の言葉をいただいたり、「あなたの顔を見ると元気が出るわ」と言っていただけたり。
また、スタッフが少しずつできることを増やしていく姿を見るのも嬉しくて、「誰かの役に立てている」ということがやりがいです。
復帰の不安と、仲間の励まし
―― 出産・育児を経て、どのような思いで職場に復帰されましたか?
Mさん
約1年半、現場から離れていたので、楽しみもあったけど、正直不安の方が大きかったです。
配属店舗も保育園の送り迎えにも行きやすい店舗にしてもらえたので、新しい職場と新しく一緒に働くスタッフでした。さらに時短勤務だったので、「自分に期待されている仕事がちゃんとできるのか…?」と感じていました。「Mさんなら大丈夫だよ!」と声をかけてもらうことが嬉しい反面、プレッシャーでもありました。
とにかく自分ができることをやろう!という気持ちでした。
でも、同じタイミングで復帰したスタッフがいて、「一緒にがんばろうね」と励まし合えたのも支えになりました。

子どもとの時間で変わった
「視点」と「感謝」
―― 仕事と育児の1日のスケジュールを教えてください。
Mさん
6時 起床、子どもと一緒に準備
7時半 子どもを保育園へ送る(パパがいる日はパパが)
8時 家を出発
9時 出勤
16時 退勤
17時 保育園お迎え
18時 夕食(前日か朝のうちに仕込んでおくことが多い)
19時 風呂
20時半~21時 子ども就寝→残っている家事や翌日の保育園の準備
22~23時 就寝
―― 両立で大変なこと、工夫していることはありますか?
Mさん
とにかく…時間がない!!!(笑)
出産前は自分の時間軸でできたいたことが、子どもや保育園の時間に合わせて、限られた時間の中で仕事していくのが難しいです。
保育園のお迎えがあるので、夕方にシフトに入る学生のパートナーさんとコミュニケーションをとる時間が限られてしまいます。お昼か夕方にかけて入っているスタッフから、夕方出勤してくる学生さんに伝えてもらうようにしたり、アプリを活用して情報共有をはかったりしています。
また、勤務時間がちょうどピークタイムにあたるので、現場のオペレーションで手一杯になり、マネジメントの時間が取りづらいのが悩みです。今はその時間を少しでも確保できるよう調整しています。
―― 出産前と比べて、働き方や意識に変化はありましたか?
Mさん
お子さま連れのお客様により自然に声をかけられるようになりましたね。
レジでのやりとりやちょっとした会話も、育児を経験してからはより自分ごととして寄り添えるようになった気がします。
また、時短勤務な分、周りにお願いする場面も増えたので、スタッフへの感謝の気持ちがより強くなりました。
自分で背負いすぎず、できることから始めよう
―― これから出産・育休を迎える仲間に伝えたいことはありますか?
Mさん
とにかく、周りに頼ること!家族と助け合うことが大事です。
育休明けは、仕事のリズムがすぐ戻るか不安だと思うけど、意外と身体は覚えてます(笑)
産前とまったく同じ働き方はできないので、もどかしくなることもあると思います。
でも、それは当然のこと。まずは“自分にできること”をやること。
そして自分の中で優先順位をしっかり決めておくことが、無理せず働き続けるコツだと思います。